このたび九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会会長(愛称:SIIQ)に就任いたしました 岩上 徹でございます。
身にあまる重責ではございますが、誠心誠意全力を尽くしていく所存でございます。会員の皆様方には変わらずのご指導、ご協力お願い申し上げます。
   さて、最近の半導体を取り巻く環境として、米中貿易摩擦に加えて新型コロナ感染拡大による海外工場の操業停止や物流の停滞などの影響からサプライチェーンの混乱が続いております。
   一方ではIoTや5G通信、カーボンニュートラルなどの社会変化に加え、新型コロナ感染拡大の影響によるデジタル化の浸透が加速され、一部では半導体の供給不足が発生するなど、社会における半導体の重要性がますます高くなっています。
 
この社会インフラにおける半導体の重要性を示す例として、2021年6月に経済産業省において半導体・デジタル産業戦略」が取りまとめられ、先端半導体製造技術やデジタル投資の加速、グリーンイノベーション促進、国内半導体産業のレジリエンス強靭化などの戦略が策定されたことは皆様もご存じのことと思います。
   このように大きく変化する社会環境に対応するため、SIIQでは2021年から新たな活動コンセプトとして「不確実性時代における企業変革力の強化」を掲げて事業活動を展開しております。具体的には新しい付加価値によって自ら市場を開拓していくコトづくりの支援として、マインドチェンジ促進やビジネスモデル構築のための伴走支援、新事業創出のための奨励事業などを実施しました。また、コトづくりにつながる企業のDX化に向けた事例紹介やビジネスモデルの実証支援、DX促進のためのビジネスツール活用ワークショップなどを開催しました。
 
   また、従来から展開しているオープンイノベーションの推進についても、大手企業とのマッチング活動や販路開拓に向けた海外企業とのオンライン商談会、昨年度に作成した大学シーズ集を活用した産学連携マッチング支援などを展開しております。
   このような事業活動を展開する中において、会員の皆様のご支援のおかげで、2021年のSIIQ新規会員数は24団体となり、会員総数も230団体を超える規模となりました。また、写真を掲載しておりますが、TSMCの熊本進出に伴う萩生田経産大臣の視察に合わせた座談会に私も含め、SIIQ役員の皆様もご出席いただき、活発な意見交換をさせていただきました。
これからも厳しい市場環境に変わりはありませんが、九州の半導体・エレクトロニクス産業分野におけるSIIQの役割もますます重要になってきていると認識しております。
最後になりますが、コロナ禍の収束が見通せない社会環境の中で、この数年のSIIQ事業活動においてもオンラインツールを活用したセミナーやワークショップ、マッチング交流会の開催が増えてきました。今後もオンラインの利点を活用し、その活動成果を最大限に発揮できるよう運営方法などを工夫してまいります。
   九州の半導体・エレクトロニクス関連産業の企業変革力の強化に向けて、SIIQのプラットフォーム機能の充実やネットワーク構築を進めてまいります。会員の皆様におかれましては、今後ともSIIQをご活用いただきますとともに、変わらずのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

SIIQ規約 会費規則 (PDF 124KB) SIIQ規約 SIIQ規約 (PDF 188 KB)